柴田よしきさん×矢崎存美さん×福田和代
そしてベテラン勢に私もちゃっかりと混ぜていただきました(笑)
実は「アミの会(仮)」でもご一緒させていただいてます。
皆さま、アミの会(仮)の本もよろしくお願いしますね!
これまでにご紹介した「新刊告知まつり」の本もそうですが、こちらの三冊は特に、「コロナ禍のいま」読んでほしい本ばかりです。
こちらで6月6日の「新刊告知まつり」に登場した本のご紹介は終わりです。
ぜんぶ読みましたが、面白かった~♪
皆さまも気になった本がありましたら、ぜひチェックよろしくお願いします~。
柴田よしきさん 『あんのまごころ ~お勝手のあん~』(時代小説文庫) 6月15日発売
女性の新しいバイブルになりそうな、柴田よしきさんの『お勝手のあん』シリーズ最新刊です。
品川の宿屋「紅屋」に引き取られ、見習いから台所付きの女中に昇格したおやす。
生来の嗅覚のよさや勘の良さにくわえ、花板の政さんらの的確な指導のもと、めきめき腕を上げていく。
将来は女料理人になりたいと夢を育くむおやすの周りには、悪い男に騙されて子を身ごもり、日に日に元気をなくしていく女中のおちよ、年の離れた十草屋に嫁ぎ、身体によい献立をみずから料理して食べさせたいと考える仲良しのお小夜さまなど、さまざまな境遇の女性たちが。
過酷な現実、いやでも襲ってくる災害、リアルな世界のなかで、謙虚に、だけどしっかりと自分の夢を追うおやすの姿がとてもけなげで、かつ周囲の大人たちが語る言葉が"まっとう"で、惹きつけられるのです。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=6518
矢崎存美さん 『ランチタイムのぶたぶた』(光文社文庫) 6月16日発売
いつも心に癒しを! ぶたぶたさんの新刊登場!
コロナ禍で、私たちみんなたいへんな気持ちを味わっているけど、とりわけ飲食店を経営されている方は辛いだろうな……と心配していましたが、そうだ! 山崎ぶたぶたさんも、飲食店のベテラン経営者だったのだ。。。
ぶたぶたさん、大丈夫? 元気してる?
でも、ぶたぶたさんは、コロナ禍のなかでもやっぱり「ぶたぶたさん」でした。悲しいことがあっても、つらいことがあっても、より大変な思いをしている人にそっと寄り添って、美味しいものを食べさせてくれる。
「大変な時には、ごはんだ。」という帯の惹き句に思わずうなずいてしまいます。
ぶたぶたさん、ときどきうちにも遊びに来てくれないかなあ。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334791254
福田和代 『東京ホロウアウト』(創元推理文庫) 6月14日発売
でもって、ちゃっかり自分の本も紹介させてください(笑)
昨年刊行しました『東京ホロウアウト』の文庫化です。
オリンピック直前の東京で、テロにより物流が止まる。そのとき、東京の食卓を守るため立ち上がったのは、トラックのドライバー、スーパーやコンビニのスタッフ、食堂の主人ら「市井の人々」だった--。
『TOKYO BLACKOUT』(電力)、『東京ダンジョン』(地下鉄)、『迎撃せよ』(安全保障)など、私の「インフラ小説」シリーズの最新作です。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488417154
動画はこちらからどうぞ。(こちらの↑三冊を紹介されるタイミングに飛びます)
というわけで、2021年4月から6月にかけての「新刊告知まつり」はこれにて終了です!
これだけではなく、もちろんたくさんの新刊が刊行されています。
皆さま、お近くの書店さんを覗いて、お好きそうな本がありましたら、ぜひ手に取ってみてくださいね♪