有事の際、水際作戦は防衛の要であるが、完璧に守り切ることは難しい。重要なのはリカバリーである。
ん?コロナ禍の世界の話?いえいえ、ミリタリーSF『星系出雲の兵站』の話です。
スペースファンタジーではありますが、私たちが生きている現実に、特に有事が起きている現状への最適解のようなストーリーでもあります。
イベントでは、そのストーリーのマル秘・創作ノートの公開も!
もっと大きく見られたら!と、思わず画面にかじりつきました。
明確な数字で、宇宙船の仕様が書かれたノートから「感性だけで描くのではなく、ディテールをきっちりと」描かれる林譲治さんの創作のご様子をうかがい知ることが出来るのですが、実はこの言葉、著者から、イラストをご担当されたRey.Horiさんへ向けられた言葉でもありました。
イベント冒頭で林譲治さんが、『星系出雲の兵站』には「物語とイラストの相互作用」があり、Rey.Horiさんのイラストから、ストーリーを変えた箇所がある、とおっしゃいます。
そして披露される緻密で美麗なイラストの数々が、見事に「相互作用」を証明していきます!ゲラを読み取って生まれたイラストが、作品にインスピレーションを与え、高め合う様を未視聴の方は、ぜひアーカイブでご覧くださいませ。
(※デジタル・ケイブ注: このイベントは、新春スペシャルバージョンとして、1/9当日のみ、公開配信を行いました。1/10以降は、デジタル・ケイブの会員用アーカイブに移動します)
ASの設定、そうなってるんですか!
採用されなかった案も、完璧に仕上げられるのですね!
「作品の中に萌え要素がある」からイラストが生まれる、なんてファン大喜びですよ!
アニメ化!イラスト集!プラモデル化希望!
などなど、オーディエンスの高まりも絶頂の中、イベントは幕を閉じたのでした。
そして最後に、Rey.Horiさんのお言葉拝借します。
「今こそ烏丸さんが求められている!」
司令官、大事。
(Y.Y)